僕は瓦解する

gakaiが感じたことをただただ書いていく雑記です。

美しさ

 

 

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どうも、gakaiです。

 

 

僕はね、日本語が大好き。

日本人で本当に良かった。

 

”琴線に触れる”

 

ってことばがある。

 

以下 「文部科学省 MEXT」より引用

 

琴の糸に触れると美しい音色が響くように,感動する心情に触れて心を揺さぶる。 つまり,「琴線に触れる」は「感動や共鳴を与えること」という意味。

 

言葉の成り立ち自体が美しいよね。

 

日本人っていうか、人間って美しいものが好きだ。

 

美しい景色を見る。

素晴らしい音楽を聴く。

 

そんな時、鳥肌が立って、気づくと涙が流れている。

 

その時、人って美しいものには抗えない、って感じる。

 

きっと涙を流しているその人の姿そのものが美しい。

 

これは抽象的というか、自然が起因するものだけど、

 

言葉ってのはもっとダイレクトに美しいよね。

 

『感動や共鳴を与えること』

 

これを美しいと定義するなら。

 

だから、人の見た目の美しさとかそういうんじゃなくって、

もちろんそれも大切だけど、

 

言葉に表す、

言葉で伝えるってことこそ

とんでもなく美しいことだと思ってる。

 

「ありがとう」

 

ってことば。

 

言い方、場面、心情、言う人。

 

いろんな時にこのことばを使うと思うけど、

 

言われたら、嬉しいし、

言っても嬉しい。

 

ありがとうを使った時、

 

人は確かに共鳴するよね。

 

「有難い」

 

何年か前に、漢字好きなゴルゴ松本

テレビの、少年院に入っている子供達の前で授業するって番組で

 

「きついことや辛いことが何も起きない人生を

”無難”

っていうんだ。

 

きついこと辛いことがたくさん起きること

 

それを”有難”(ゆうなん)っていうんだ。

 

 

どっかで見たことないか〜?

あるよな?

 

(一人の子供が「有難い」って言う)

 

そう!

 

「有難し」

 

て書くんだ。

 

昔の人ってすごいよなー」

 

 

みたいなこと言ってて、

超、感動した。

琴線に触れた。

 

その時、子供達は、ゴルゴは間違いなく

 

美しかった。

 

 

着飾った外面的な美しさじゃなく、

 

もっと深いところの美しさ。

 

 

そういうものを身につけて

生きていきたい。

 

 

 

動画あった。

気になる人は見てみてね。

 

日本語って、漢字っていいよね。


ゴルゴ松本「少年院で漢字を使った魂の授業」