僕は瓦解する

gakaiが感じたことをただただ書いていく雑記です。

完全と不完全

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どうもgakaiです。

 

 

過去の記事「ブレインダンプとマインドマップ」で

ホワイトボードを買ったって書いたんだけど、

 

その時に入っていたトリセツについて書こうと思う。

 

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こんなものだ。

 

「早く試してましょうか」

 

僕はトリセツを読んで笑ってしまったのは初めてだ。

 

これは、決して批判しているわけではない。

 

このお店は

王さんという方が運営している「コアラベーア」って名前の

ネット通販専門店。

 

きっと慣れない日本語で一生懸命作った文章なのだろう。

 

非常に味がある。

 

ミスは多いけど、ちゃんと意味が伝わるあたり、

ミスの仕方がいい塩梅だ笑

 

ホワイトボードの付属品として、

 

・水性ペン

・布巾

 

が同梱されているわけだが、

 

なんとこの水性ペン

 

”緑色”

 

である。

 

ここでも笑ってしまった。

 

緑って笑

 

 

普通”黒”でしょ。

 

ギリ”赤”でしょ。

 

なかなか使わないよね笑

 

まあ、ブレインダンプとマインドマップ用に

買ったからたくさんカラーあったほうがいいんだけどね。

 

 

でね。

 

タイトルの「完全と不完全」っていうのは何かっていうと、

 

今回の買い物が日本人が運営してる会社で、

何一ついうことがない、完璧なものだったら、

つまり、

 

「完全」

 

なものだったら、僕は何も思わなかったんだよね。

この商品が届いて、ただ開けてホワイトボードとして使って、

それで終わり。

 

 

でも、不完全だったこの商品(商品自体は問題なく素晴らしいものでした)

だったからこそ、

トリセツで笑い、ほっこりする気持ちを味わえた。

 

ちょっと前にめちゃくちゃ流行った

ゆるキャラ」とかもそうだと思うんだよね。

 

完全で、何も突っ込みどころがない

キャラクターだったらあんなに人気出なかったと思うんだ。

 

不完全だからこそ、愛嬌があって、どこか見守ってなきゃ

って思う。

親近感がわく。

 

 

完全なものって味気なくて、つまんないもの。

 

というか意識が向かない。

 

完全なものは完全であるがゆえに、

視界に入らない。

 

 

ブリーチの涅マユリも言ってたよ。

 

「完璧な生命、か…世界には完璧な物など存在しないのだヨ。


陳腐な言い回しになるがネ、それは事実だ。

なればこそ、凡人どもは完璧に憧れ、それを求める。

だがネ、完璧に何の意味がある?

何も無い。何も、何一つだ。

私は完璧を嫌悪する。

完璧であれば、それ以上は無い。
そこに創造の余地は無く、

それは知恵も才能も立ち入る隙がないと言う事だ。

解るかネ?

我々科学者にとって、完璧とは絶望だヨ。

今まで存在した何物よりも素晴しくあれ、

だが、けして完璧であるなかれ。

科学者とは常にその二律背反に苦しみ続け、

更にそこに快楽を見出す生物でなければならない。

つまり、完璧などと言う頓狂な言葉を口にした瞬間に、

既に君は私に敗北していたのだヨ。

君を科学者だとするのならの話だがネ」

 

少し視点は違うけど本質は同じだと思うんだ。

 

このセリフをマユリが言った瞬間に、

他をぶち抜いて一番好きなキャラになった笑

 

顔キモいし、変態サディストだけどな!

 

(ちなみにそれまでは京楽春水でした。

ゆるいおっちゃんね)

 

 

だから、こうやって記事を書いているときだって、

 

上手く書こうとしてる。

 

意識はする。

 

でも完璧だったらきっと誰も読んでくれない。

 

今も読んでくれてはいないと思うが笑

 

 

これはよく言うことだけど、

 

みんなに理解されようとするより、

誰か一人に強烈に突き刺さるもの

 

そんな表現者になることを目指したほうが面白い。

 

自分にしかできない発信の仕方。

それを追求していきたい。

 

”オリジナリティ”

 

これが課題よね。

 

 

毎度まとまりないけど、

 

完全と不完全でした。