僕は瓦解する

gakaiが感じたことをただただ書いていく雑記です。

時間とは”命そのもの”

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堀江貴文さんの


「ゼロ ~なにもない自分に小さなイチを足していく~」

を読んだ。

 

というより前に読んだんだけど、

それをここで紹介したいと思ったのだ。


堀江さんの仕事に対する考え方、

今までどんなことをして生きてきたのか、

証券取引法違反の容疑で逮捕され、
2年6ヶ月の刑務所生活の間何を感じていたか、

出所して何もかも失い文字通り
「ゼロ」
に立ち戻った今、何を想い何をするのか。

堀江貴文という人間を赤裸々に書き綴った本だ。


まず、あなたはホリエモンと聞いてどんなイメージを持つだろうか?

 


僕はいろんな事業に手を出し、
会社は東証一部上場、
想定内、想定外の流行語でメディアや世間を騒がし、
様々な問題に対しはっきりとした態度で

バッサリ切り込んでいく一匹狼の
拝金主義者のようなイメージだった。



さらに報道当時の僕はいわゆる情報弱者だったこともあり、
証券取引法違反で逮捕との報道を見てそのまま悪い人だったんだなと。

メディアの情報を鵜呑みにしていた。

真実を見ようとしてなかったんだな。

 

これを読むまでは。

 



4年ほど前から本をたくさん
読むようになって情報を慎重に選ぶよう心がけるようになった。



そんな時にこのゼロが書店で並んでいたのを目にして、

うわホリエモンだ!懐かしいな、本出してんのかい!



って思って、
しかもイメージとは真逆の白くて清潔感のある装丁だったので
すぐに手に取り読み始めた。


堀江さん自身は


今までずっと隠し続けてきたけど僕は寂しがり屋だ。
人を信じていたいと願うタイプだ。

だから僕は働くんだと。

と自己分析している。



逮捕され、東京拘置所の独房は四方を囲まれ、

窓もなくひとり暗い部屋で

取り調べで独房を出る時以外何もすることがない。

 


それが何より辛く精神がすり減っていったと。

 


長野刑務所に移ってからは懲罰としての仕事があり、

 


嫌な奴も多いけど独りでいるよりずっとマシ。

 


だから徐々に立ち直れたんだ。

 


「働くことは生きること」


はたらこう。と。



そして時間に対しての考え方に強く影響を受けた。

ぼんやりと考えていることを、
ちゃんと

 

”言葉”

 

にすることで形を得る、
腑に落ちるということってある。


まさに時間に対する考え方がそうで、

 


時間というのは命そのものなんだ、
今まさに、寿命を使っているんだ。


というふうに言葉にしてみることで重さが生まれるし、
意識の仕方から行動が変わってくる。


元々僕は非効率や無駄が嫌いで、
時間に対してはケチな方だ。

そこは堀江さんと似たところがあった。



だからなのか、
堀江さんの考え方に触れてこの考え方でいいんだ。
って背中を押されたような気持ちになったことは認めよう。


他人の時間を生きるのか、自分の時間を生きるのか。
常に意識化する必要がある。


この本が今の僕の血肉となっていることは間違いない。


仕事をしている時、
人と何気ない会話をしている時、
ぼんやりしている時。

ふとした瞬間このゼロから得た言葉が
フラッシュバックして気持ちが引き締まることがある。


というより、今は常に意識するようにしている。


仕事でうまくいかないことがあったり最近たるんでるなーと感じたら
何度も読み返そうと思う。


「働く」がテーマなので
受け取り方の差異は激しいだろう。

男女間の違いもそうだし、好き嫌い別れるんじゃないかと。

でも、多くの方に読んでもらいたい本だ。


たとえ嫌いだったとしても”嫌い”も大切な感情だと思う、
そして考え方の幅が広がるはずだ。


今回は論理的というより感情的で稚拙な文章だな笑

すません。。笑


それではこの辺で。